
断熱材の選定は、施主満足度だけでなく施工性やコスト管理、そして自社の技術的優位性を示すうえでも重要な判断材料です。材料ごとに断熱性能・気密性・耐久性・施工コストが異なり、選び方一つで提案の説得力や利益率が変わってきます。
そこで本記事では、主要な断熱材を種類ごとに性能・価格・施工性の観点から比較していきます。工法ごとに適した材料や、選定時に押さえておくべきポイントも解説するので、ぜひ最後までお読みください。
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▼この記事を読んでわかること
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断熱材の材料選びが重要な理由

断熱材の材料によって、住宅の性能や住み心地は大きく変わります。ここでは、材料選びが重要な理由を3つ紹介します。
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▼断熱材の材料選びが重要な理由
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理由①|家の断熱性・気密性が変わる
断熱材の種類によって、住宅の断熱性・気密性には大きな差が生まれます。
例えば、発泡プラスチック系のウレタンフォームやフェノールフォームは、断熱性能が高く、気密性も優れています。一方で、無機繊維系のグラスウールやロックウールは、断熱性は高いものの、施工方法次第で気密性に差が出やすい傾向がある断熱材です。
気密性は、C値(相当隙間面積、単位:cm²/m²)で数値化して確認するのが一般的です。C値が小さいほど住宅の隙間が少なく、気密性が高いことを示します。
断熱性・気密性を上げるためには、建築する地域の気候や住宅の構造、生活スタイルに合った断熱材を選定しましょう。
なお、以下の記事では、断熱等級について詳しく解説しているのであわせてご参照ください。
>>【2026年最新】断熱等級とは?1〜7の違い・UA値・目指すべき等級まで解説
理由②|光熱費に大きな影響が出る
断熱材の材料選びは、毎月の光熱費に直結します。断熱性の高い素材を使えば、冷暖房の効率が上がり、必要なエネルギーを最小限に抑えることが可能です。
一方、性能が不十分な断熱材を使用すると、室内の熱が外部に逃げやすく、冷暖房機器の稼働が増え、電気代やガス代が高騰する可能性があります。
光熱費を抑えたいのであれば、長期的な省エネ効果まで含めて総合的に判断する必要があります。断熱材の材料は「初期コスト」ではなく、「生涯コスト」で比較しましょう。
理由③|家の耐久性に関わる
断熱材の材料は、住宅の耐久性や寿命にも大きな影響を与えます。
断熱性や気密性が不足していると、壁内に湿気がこもりやすくなり、結露やカビ、さらには木材の腐朽を引き起こす原因になります。また、耐久性の観点では、系統ごとの経年劣化の傾向を押さえておくことも重要です。
発泡プラスチック系は独立気泡構造により吸水しにくく、経年による性能低下が比較的少ないです。一方、無機繊維系は繊維の間に湿気を含みやすく、湿気を吸うと断熱性能が低下したり、繊維がへたって沈下しやすい傾向があります。
住宅を長く快適に使い続けるためには、湿気・結露・外気に強く、経年劣化しにくい断熱材を選ぶことが大切です。
断熱材の材料の種類一覧|特徴・価格を比較

ここでは、断熱材の代表的な種類と特徴・価格帯について詳しく解説します。
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名称 |
熱伝導率(W/m・K) |
価格帯 |
特徴 |
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ウレタンフォーム |
0.021〜0.040 |
やや高め |
・現場吹付けで隙間なく密着し気密性が高い ・燃焼時に有毒ガスが出る点に注意 |
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ポリスチレンフォーム |
0.020〜0.041 |
やや安め |
・軽量・耐水性が高く外張り断熱の定番 ・熱には弱い |
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フェノールフォーム |
0.019〜0.026 |
やや高め |
・断熱材の中でもトップクラスの性能 ・耐火性にも優れるが高価 |
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グラスウール |
0.032〜0.050 |
安め |
・最も普及している安価な断熱材 ・湿気対策(防湿層)が必須 |
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ロックウール |
約0.038 |
安め |
グラスウールより断熱性・耐火性がやや高い |
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セルロースファイバー |
約0.040 |
高め |
・古紙が主原料 ・調湿性・防音性・防虫性に優れるが高価で専門施工が必要 |
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インシュレーションボード |
0.045〜0.065(区分により幅あり) |
高め |
・木質繊維をボード状に成形 ・吸音・調湿性に優れるがシロアリには弱い |
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羊毛 |
約0.039 |
標準 |
・高い調湿性・防虫効果があるが、断熱性能は中程度でコスパはやや劣る |
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炭化コルク |
約0.034 |
高め |
・調湿・防虫・吸音性に優れるが高価で対応業者も少ない |
なお、以下の記事では、断熱材をランキング形式で解説しているので合わせてご参照ください。
断熱材①|発泡プラスチック系
発泡プラスチック系の断熱材は、優れた断熱性能と気密性を兼ね備えた高機能な材料です。代表的な材料として、以下の3つが挙げられます。
- ウレタンフォーム
- ポリスチレンフォーム
- フェノールフォーム
それぞれの特徴についてチェックしていきましょう。
ウレタンフォーム
ウレタンフォームは、ポリウレタン樹脂を発泡させて製造される断熱材です。主に「現場吹付けタイプ」と「ボードタイプ」の2種類があり、それぞれ用途や施工方法が異なります。
現場吹付けタイプの硬質ウレタンフォームは、現地で建物の構造に直接吹き付ける施工法です。形状の複雑な箇所にも密着しやすく、施工後の隙間を最小限に抑えられます。
一方、ボード状のウレタンフォームは、あらかじめ工場で規格化された製品を使用するもので、設置現場での寸法調整や切断作業が求められます。
熱伝導率は約0.021〜0.040W/(m・K)と断熱材の中でもトップクラスの性能です。価格帯は他の断熱材と比較するとやや高めですが、優れた断熱性能を発揮します。
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ポリスチレンフォーム
ポリスチレンフォームには、「ビーズ法ポリスチレンフォーム」と「押出法ポリスチレンフォーム」の2種類があります。
ビーズ法ポリスチレンフォームはビーズ状の粒を金型で加熱し発泡させる製法で、熱伝導率は0.034〜0.043W/(m・K)です。軽量で扱いやすく、主に床下や基礎断熱に用いられます。
一方、押出法ポリスチレンフォームは樹脂を押し出して連続的に成形する方法で、熱伝導率は0.028〜0.040W/(m・K)と高性能です。耐水性に優れることから、外張り断熱や基礎断熱に多く採用されます。
価格帯は、発泡プラスチック系の中では比較的安価です。
以下の記事では、EPS(ビーズ法ポリスチレンフォーム)について詳しく解説しているのでぜひチェックしてみてください。
>>EPS断熱材の特徴・価格相場を徹底解説!他の断熱材との違いまで紹介
フェノールフォーム
フェノールフォームは、フェノール樹脂に発泡剤と硬化剤を加えて成形される断熱材です。熱を加えて成形する熱硬化性樹脂で、一度硬化すると熱による変形・劣化が起きにくいのが特徴です。
熱伝導率は約0.019〜0.026W/(m・K)と、断熱材の中でも最高クラスの性能です。この高い断熱性能を活かし、特に外張り断熱工法に適しており、建物の外側から熱を遮る用途に多く用いられます。
製造コストが高いため、他の素材と比較すると価格はかなり高めです。そのため、性能を重視する一方で、全体予算とのバランスを見ながら導入を検討する必要があります。
断熱材②|無機繊維系
無機繊維系断熱材は、鉱物やガラスを原料として繊維状に加工したものです。代表的な材料としてグラスウールとロックウールが挙げられます。
グラスウール
グラスウールは、ガラスを高温で溶かして繊維状に加工し、綿のようにまとめた断熱材です。細かいガラス繊維で構成されており、多くの木造住宅に広く採用されています。
熱伝導率は0.032〜0.050W/(m・K)で、密度や繊維の細さによって数値が変わります。同じ厚みでも高密度・高性能グレードを選ぶことで断熱性能を高めることが可能です。
ただし、グラスウールは湿気に弱い素材です。内部に水分が浸入すると、空気を含む構造が崩れてしまい、断熱性能が大きく低下します。そのため、通常は防湿フィルムで覆って湿気の侵入を防ぐ処理が施されます。
ロックウール
ロックウールは、玄武岩や高炉スラグといった天然の鉱物を高温で溶かし、繊維状に加工して作られる断熱材です。熱伝導率は約0.038W/(m・K)で、グラスウールと同等かそれ以上の断熱性能を持ちます。
性質はグラスウールに近く、断熱性や吸音性に優れている点は共通しています。しかし、鉱物由来のため不燃性・耐火性がより高く、防火上の要求が厳しい部位にも採用されやすいのが特徴です。
湿気への弱さや防湿フィルムが必要な点はグラスウールと同様のため、施工時の注意点も基本的に変わりません。価格帯は比較的安価ですが、グラスウールと比べるとやや高めです。
断熱材③|木質繊維系
木質繊維系断熱材は、セルロースファイバーとインシュレーションボードが代表的です。それぞれの特徴は以下の通りです。
セルロースファイバー
セルロースファイバーは、新聞紙や段ボールといった木質系の再生資源から作られる断熱材です。自然由来の原料を使用していることから、環境負荷の少ないエコ素材として評価されています。
熱伝導率は約0.040W/(m・K)で、グラスウールとウレタンフォームの中間程度の性能です。吹き込み施工で隙間なく密に充填できるため、実際の断熱性能を発揮しやすい素材とされています。
木材由来のため、虫害や燃焼性を心配されることがあります。しかし、製品にはあらかじめホウ酸などが添加されており、防虫・防カビ・難燃処理が施されているため安心です。
一方で、セルロースファイバーは施工密度が不足すると経年で沈下し、本来の断熱性能を十分に発揮できない場合があります。専門の施工業者による確実な施工が求められる素材です。
他の断熱材と比較して、価格帯はやや高めです。
インシュレーションボード
インシュレーションボードは、木材を繊維状にほぐし、接着剤と混ぜてボード状に成形した木質繊維系の断熱材です。廃木材などの再利用素材が使われることも多く、セルロースファイバーと同様に自然由来の原料を活かした断熱材です。
熱伝導率は約0.045〜0.065W/(m・K)で、JISの区分(密度)によって幅があります。断熱性そのものに加え、吸音性・調湿性に優れている点が特徴で、内装の下地材や畳床など断熱以外の用途にも使われます。
ただし、セルロースファイバーと異なりホウ酸などの防虫処理が施されていないため、シロアリに弱い点には注意が必要です。ボード状のため施工は比較的しやすいものの、木質繊維系のなかでは断熱性能自体は突出して高いわけではありません。
価格帯は木質繊維系の中でも高めですが、明確な相場データが少ないため、採用を検討する場合はメーカーへの確認をおすすめします。
断熱材④|天然素材系
天然素材系の断熱材には、羊毛や炭化コルクといった自然由来の材料が使われています。再生可能な資源を原料としており、製造や廃棄の過程でも環境への負荷が少ない点が特徴です。
羊毛
羊毛は、天然の羊毛を原料とし、防虫処理を施した上で使用される自然素材系の断熱材です。羊毛の繊維構造は細かく、内部に多くの空気を抱え込む性質があります。
熱伝導率は約0.039W/(m・K)で、断熱性能自体は無機繊維系や発泡プラスチック系と比べて突出しているわけではありません。一方で、湿気を吸放出する調湿性に優れており、湿度が高い日には湿気を吸収し、乾燥時には放出する自然な調湿効果が期待できます。
価格帯はグラスウールや発泡プラスチック系の断熱材に比べて大幅に高く、コスト面での負担が大きい点には注意しましょう。
炭化コルク
炭化コルクは、ワイン栓などに使用されたコルクの端材を再利用し、高温で炭化処理を施して作られる断熱材です。
熱伝導率は約0.034W/(m・K)で、天然素材系の中では比較的高い断熱性能を持ちます。断熱性に加え、調湿性・吸音性・防虫効果にも優れているのが特徴です。
接着剤を使わず自身が持つ樹脂分(ヤニ)で成形される製品も多く、化学物質過敏症が気になる方にも選ばれやすい素材です。
他の断熱材と比較して価格は高めなうえ、対応できる施工業者も限られるため、予算とあわせて施工実績のある業者かどうかもチェックしましょう。
断熱工法別|どの断熱材が向いているか

ここからは、断熱工法別にどの断熱材が向いているのか紹介していきます。
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工法 |
特徴 |
断熱材 |
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充填断熱 |
柱・間柱の間に断熱材を詰め込む |
・グラスウール ・ロックウール ・セルロースファイバー ・羊毛 ・現場吹付けウレタンフォーム |
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外張り断熱 |
構造躯体を外側から断熱材で包む |
・押出法/ビーズ法ポリスチレンフォーム ・フェノールフォーム |
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付加断熱 |
充填断熱+外張り断熱を併用 |
・内側:グラスウール等の繊維系 ・外側:XPS・フェノールフォーム等の発泡プラスチック系 |
工法①|充填断熱
充填断熱は、柱と間柱の間に断熱材を詰め込む工法で、内断熱とも呼ばれます。壁の内部スペースを利用するため新たな施工スペースが不要で、外張り断熱と比較してコストを抑えやすいのが特徴です。
この工法には以下の断熱材が適しています。
- グラスウール
- ロックウール
- セルロースファイバー
- 羊毛
- 現場吹付けウレタンフォーム
ただし、柱部分で断熱材が途切れやすいため、施工精度が断熱性能を左右します。特に繊維系断熱材は、隙間なく施工し、防湿層を適切に設けることが重要です。
工法②|外張り断熱
外張り断熱は、建物の構造躯体を外側から断熱材で包み込む工法で、外断熱とも呼ばれます。柱などによる断熱の途切れが生じにくく、充填断熱よりも気密性・断熱性を高めやすいのがメリットです。
この工法には、ボード状に成形された発泡プラスチック系の断熱材が適しています。押出法・ビーズ法ポリスチレンフォームやフェノールフォームなどが用いられます。
特にフェノールフォームやXPSは薄くても高い断熱性能を発揮できるため、外壁の厚みを抑えたい場合に有利です。一方で施工費用が充填断熱より高くなりやすく、外装材の固定方法にも配慮が必要です。
工法③|付加断熱
付加断熱は、充填断熱と外張り断熱を組み合わせる工法です。
壁の内側にはグラスウールや高性能グラスウールなどの繊維系断熱材を充填します。外側からXPSやフェノールフォームなどの発泡プラスチック系ボードを重ねることで、熱橋を抑えながら断熱性能を高められます。
断熱等級6・7クラスの高性能住宅や寒冷地の住宅で広く採用されている工法です。デメリットとしては、断熱材を二重に施工するため材料費・施工費ともに増加し、壁の厚みも増す点が挙げられます。
性能を最大化できる一方でコスト・設計への影響が大きいため、目標とする断熱等級や予算に応じて採否を検討する必要があります。
断熱材の材料選びで気を付けるべきポイント

ここでは、断熱材を選ぶ際に押さえておくべき3つのチェックポイントを解説します。
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▼断熱材の材料選びで気を付けるべきポイント
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ポイント①|断熱性能を確認する
断熱材を選ぶうえで、重視すべきなのは断熱性能です。断熱性が低いと、外気の影響を受けやすくなり、冷暖房の効きが悪くなります。
断熱材の性能を比較する際は、熱伝導率の数値や厚さ、密度などを確認しましょう。
また、実際の施工品質によっても効果が大きく変わります。吹付けウレタンフォームのように気密性を高められる素材でも、施工が不十分だと本来の性能を発揮できません。
そのため、施工実績が豊富な業者を選ぶことも重要です。
断熱材の熱伝導率については以下の記事で詳しく解説しているので、合わせてご参照ください。
ポイント②|湿気・結露への強さを確認する
断熱材は、湿気や結露に強いものを選定しましょう。素材によっては湿気を吸収しやすく、断熱性能が大きく下がるケースがあります。
例えば、発泡プラスチック系の断熱材は吸水性が低く、湿気の影響を受けにくい特徴があります。一方、無機繊維系の断熱材は湿気を吸いやすく、内部に水分が浸入すると断熱性能が大きく低下するため、防湿フィルムによる防湿対策が必須です。
湿気対策は目に見えにくいため、見落とされがちですが、長期的な快適性と建物の健全性を守る上で欠かせない要素です。断熱材を選ぶ際は、カタログに記載された吸水率などの指標を確認し、湿気に対してどれだけ耐性があるかをチェックしましょう。
ポイント③|コストパフォーマンスを見極める
断熱材は、価格だけでなく、長期的な性能維持や効果を含めて評価することが大切です。
断熱材の初期費用は、グラスウールなどの数百円台から、発泡プラスチック系やセルロースファイバーなどの数千円台まで幅があります。初期費用が安くても、性能が早く低下したり、冷暖房効率が悪くなったりすると、長期的なコスト削減は期待できません。
一方で、高性能な断熱材は初期費用がかかる傾向にあるものの、冷暖房効率の向上によって光熱費を抑えられるケースもあります。また、耐久性が高ければ交換や補修の頻度も少なくなり、将来的なメンテナンス費用の削減も期待できます。
初期費用だけで判断するのではなく、光熱費やメンテナンス費用を含めた長期的なコストを踏まえ、断熱材を選定しましょう。
まとめ

本記事では、断熱材の材料ごとの特性や選び方のポイントについて詳しく解説しました。
断熱材を選ぶ際には、熱伝導率などの性能数値だけでなく、湿気への耐性や施工品質、長期的なコストパフォーマンスまで含めて判断しましょう。見た目には現れない部分だからこそ、適切な素材と確かな施工が住まいの質を左右します。
断熱材は一度施工すると簡単に交換できないため、初期段階での慎重な選定が欠かせません。
断熱材選びに迷われている方は、以下のURLよりカタログをダウンロードできるので、ぜひチェックしてみてください。



